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花粉症悪化!NG行動に気をつけよう

アレルギー

花粉症

この記事でわかること
  • 花粉症の時期に気を付けるべきこと
  • 花粉症を悪化させてしまうNG行動5選

花粉症悪化の原因とNG行動
花粉症に悩む人必読!悪化を招くNG行動や予防策とは?

1.花粉症の原因と悪化させないための対策

花粉症に悩んでいる方にとって、毎日の生活の中で症状を悪化させないための対策を知ることは非常に重要です。ここでは、外出時、室内、衣類や身の回り、そして食事に関する具体的な対策を紹介します。

花粉症の原因

花粉症の主な原因は、植物の花粉が空気中に飛散し、それが鼻や目の粘膜に付着することでアレルギー反応を引き起こすことです。花粉症は、特定の植物の花粉に対する免疫系の過剰反応によって生じます。主な原因植物には、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどがあり、地域や季節によって飛散する花粉の種類が異なります。
花粉が粘膜に付着すると、免疫系はこれを異物と認識し、抗体を作り出します。この過程でヒスタミンなどの化学物質が放出され、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が引き起こされます。

悪化させないための対策

外出時に気をつけること

外出時に花粉を体内に取り込まないようにすることが花粉症の症状を和らげる第一歩です。まず、自分の顔に合ったマスクを着用することで、花粉の侵入を減らすことができます。また、目のかゆみを防ぐために花粉症用のメガネやゴーグルを使用することも効果的です。特に、花粉が多い朝9時から正午、夕方5時から8時の外出は控えるか、必要な場合は万全の対策を講じることが重要です。
帰宅したらすぐに手洗いやうがいを行い、体に付着した花粉を洗い流すことも忘れずに実践しましょう。

室内での工夫

室内でもいくつかの工夫で花粉の影響を小さくすることができます。花粉飛散シーズンに窓を開ける際は、開ける幅を狭めたり、レースカーテンをつけることで花粉の流入量を減らすことができます。また、空気清浄機を使用することで室内の空気をきれいに保つことができます。

床の花粉を除去する場合、いきなり掃除機をかけると花粉が舞うため、まずは乾拭きした後に掃除機をかけるようにしましょう。カーテンや布製のソファーも花粉が付着しやすいので、定期的に洗濯するか、カバーを取り外して洗うことをおすすめします。

 

衣類や身の回りのケア

衣類や身の回りのケアも花粉症対策の一環です。ウール素材や毛羽立ちのある素材は花粉が付着しやすいため、花粉の飛散量が多い時期は着用を控えることをおすすめします。
綿やシルク、ナイロンやポリエステルなど、表面がつるつるとした素材は花粉の付着を抑えることができます。同素材でも織り方によっても花粉の付着は大きく異なるので、ハイゲージのものを選ぶとよいでしょう。

外出から帰宅したら、玄関で衣類をはたいて花粉を落とし、すぐに着替えることを心がけましょう。

洗濯物は室内干しをおすすめしますが、外干しする場合は、花粉が少ない時間帯を選び、乾燥後すぐに取り込むことが大切です。さらに、洗濯物を取り込んだ際には、取り込む前に軽くはたくことで花粉を取り除くことができます。

 

食事で花粉症対策

食事も花粉症の症状を軽減するために重要な役割を果たします。抗炎症作用のある食材を積極的に取り入れることで、体内の炎症反応を抑えることができます。例えば、アレルギー症状を引き起こす多種の炎症性の物質を減少させるオメガ3脂肪酸が豊富な魚(サバやサーモン)、抗酸化作用のあるビタミンCを含む果物(オレンジやキウイ)、そしてプロバイオティクスが含まれるヨーグルトなどが効果的です。また、免疫力を高めるためにバランスの取れた食事を心がけ、栄養素が豊富な野菜や果物を多く摂取するようにしましょう。アルコールやカフェインの摂取は控えめにし、水分補給を十分に行うことも大切です。

 

2.花粉症を悪化させるNG行動

花粉症の症状を悪化させないためには、避けるべきNG行動も知っておくことが重要です。ここでは、花粉症を悪化させる5つの行動について詳しく解説します。

①睡眠不足

十分な睡眠を取ることは、花粉症の症状を軽減するために欠かせません。睡眠不足になると免疫力が低下し、体が花粉に対する反応を強める可能性があります。毎日規則正しい生活を送り、質の高い睡眠を確保することが大切です。特に、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は控え、リラックスした状態で眠りに入るよう心がけましょう。

②アルコールの過剰摂取

アルコールの過剰摂取も花粉症を悪化させる原因の一つです。アルコールは血管を拡張させ、鼻や目の粘膜が炎症を起こしやすくなります。また、アルコールには利尿作用があり、体内の水分が失われやすくなるため、花粉症の症状が悪化することがあります。飲酒は適量にとどめ、特に花粉が多く飛散する季節には控えめにすることが望ましいです。

③喫煙の影響

喫煙も花粉症の症状を悪化させる大きな要因です。タバコの煙には多くの有害物質が含まれており、これらが鼻や喉の粘膜にダメージを与え、花粉に対する感受性を高めます。喫煙者はもちろん、受動喫煙も同様に悪影響を及ぼすため、できるだけ喫煙環境を避けることが重要です。禁煙を検討することが、花粉症対策においても大きな効果をもたらします。

④マスクの誤った使い方

マスクの使用は花粉症対策として非常に有効ですが、誤った使い方をすると逆効果になることがあります
気をつけるポイントをもとにマスクを正しく使えているか確認してみましょう!

□マスクで鼻と顎をしっかり覆いましょう。
□鼻と頬に隙間ができないよう密着させましょう。
□使い捨てマスクは1日1回交換し、再利用は避けましょう。
□マスクの表面には花粉が付着するため、耳からゴムを外し、表面には触れないようにしましょう。

⑤ストレスによる体調悪化

ストレスも花粉症の症状を悪化させる大きな要因です。ストレスがたまると自律神経のバランスが崩れ、免疫力が低下します。その結果、花粉に対する体の反応が過敏になり、症状がひどくなることがあります。適度な運動や趣味に時間を割くなどして、日常生活の中でストレスをうまく解消し、自律神経のバランスを整えることが大切です。

まとめ

日常生活の中で症状を悪化させないための対策を講じることは非常に重要です。外出時や室内での対策、衣類や身の回りのケア、そして食事に関する工夫を取り入れることで、花粉症の症状を軽減することができます。また、睡眠不足やアルコールの過剰摂取、喫煙、誤ったマスクの使用などのNG行動を避けることで、花粉症のつらい症状を和らげ、快適な毎日を過ごせるようになるでしょう。

花粉症はオンライン診療でも診察が可能です。

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執筆者

わかさクリニック編集チーム

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