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アレルギー性鼻炎と風邪との違いを徹底解説

アレルギー

花粉症

この記事でわかること

・アレルギー性鼻炎の症状

・アレルギー性鼻炎と風邪の症状の違い

・アレルギー性鼻炎の予防と対策

アレルギー性鼻炎の症状と風邪の症状の違いを解説!
アレルギー性鼻炎の正しい理解で早期対策が可能になります。

1.アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダスト、動物の毛などのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が鼻の粘膜に接触することで引き起こされる炎症のことです。このアレルギー反応により、鼻水やくしゃみ、鼻づまりといった症状が現れます。
『季節性アレルギー性鼻炎』※花粉症(スギやヒノキなど)と、年中発症する『通年性アレルギー性鼻炎』の2種類に大別されます。

アレルギー性鼻炎の重症度

アレルギー性鼻炎の症状は人それぞれ異なり、「無症状」、「軽症」、「中等症」、「重症」、「最重症」に分けられ、「1日に起こるくしゃみ発作の平均回数」「1日に鼻をかむ平均回数」「鼻づまりの程度」によって判定されています。
判定方法は「花粉症とアレルギー性鼻炎」の記事でチェック!

①軽症
軽度のアレルギー性鼻炎では、くしゃみや軽い鼻水が時折見られる程度です。日常生活に大きな支障はありませんが、アレルゲンを避けることが重要です。

② 中等症
中等度のアレルギー性鼻炎では、くしゃみや鼻水が頻繁に現れ、鼻づまりが日常生活に影響を及ぼします。この程度になると、医師の診察や薬物療法が必要となることが多いです。

③ 重症~最重症
重度のアレルギー性鼻炎では、くしゃみや鼻水が常に続き、鼻づまりが著しく、睡眠の質の低下やや集中力の低下を引き起こします。生活の質が大きく低下するため、早めの受診をおすすめします。

2.アレルギー性鼻炎と風邪の違い

アレルギー性鼻炎と風邪は、似たような症状が現れるため、見分けが難しいことがあります。しかし、以下のポイントを押さえることで区別することができます。

アレルギー性鼻炎の主な症状

アレルギー性鼻炎の代表的な症状には、以下のようなものがあります。

◎ 鼻水
アレルギー性鼻炎では、水のようにサラサラとした透明な鼻水が特徴です。特に、アレルゲンに曝露された直後に大量の鼻水が出ることが多いです。

◎ 鼻づまり
鼻の粘膜が腫れることで、鼻づまりが生じます。特に夜間に鼻づまりが悪化することが多く、睡眠の質を低下させる要因となります。

◎くしゃみ
連続するくしゃみがアレルギー性鼻炎の特徴的な症状です。アレルゲンが鼻粘膜に付着することで、体がそれを排除しようとしてくしゃみが引き起こされます。

風邪の主な症状

風邪の代表的な症状には、以下のようなものがあります

◎鼻水
風邪の初期症状として頻繁に見られる症状です。鼻水は透明でさらさらしていることが多いですが、感染が進むにつれて濁ったり、粘り気が増したりします。鼻水は、ウイルスを排出しようとする体の防御反応の一つです。

◎鼻づまり
鼻づまりも風邪の一般的な症状です。鼻腔の粘膜が炎症を起こして腫れるため、空気の通り道が狭くなり、鼻で息がしづらくなります。鼻づまりは、寝るときや活動中に不快感を引き起こすことが多いです。

◎咳
咳は、風邪の進行とともに現れることが多い症状です。初めは乾いた咳が主ですが、次第に痰が絡む湿った咳に変わることがあります。咳は喉の刺激や痰を排出しようとする体の反応で、長引くこともあります。

アレルギー性鼻炎と風邪の違い

アレルギー性鼻炎と風邪の主な違いは、以下の点にあります。

●原因
アレルギー性鼻炎はアレルゲンに対する免疫反応によるもので、風邪はウイルス感染によるものです。

●症状の経過
アレルギー性鼻炎はアレルゲンの存在する限り続きますが、風邪は数日から1週間で治ることが多いです。

●症状
アレルギー性鼻炎は鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどが中心となります。風邪は、鼻水や鼻づまりに加え、喉の痛み、咳、発熱、体のだるさなどが伴うことが多いです。

●判別ポイント
アレルギー性鼻炎:鼻水は透明でサラサラしています。
風邪:初期は水っぽい鼻水が出ることもありますが、次第に黄色や緑色の粘っこい鼻水に変わります。

3.アレルギー性鼻炎の予防と緩和策

アレルギー性鼻炎の予防と対策には、アレルゲンを避けることが最も重要です。予防方法と症状緩和策を紹介します。

アレルギー性鼻炎の予防方法

空気清浄機の使用
室内のアレルゲンを減少させるために、空気清浄機を使用することが有効です。

寝具の管理
寝具はこまめに洗濯し、アレルゲンの付着を防ぐために防ダニカバーを使用することが推奨されます。

体調管理とストレスの軽減                                                              睡眠不足や過労は、免疫力を低下させ、アレルギー症状を悪化させる可能性があります。また、ストレスは免疫系に影響を与えるため、リラクゼーション法や趣味の時間を持つことでストレスを軽減しましょう。心身の健康を保つことで、アレルギー性鼻炎の症状の予防に繋がります。

アレルギー性鼻炎の症状緩和策

薬物療法
抗ヒスタミン薬や鼻スプレーなどの薬物療法が効果的です。医師の指示に従って使用することが重要です。

鼻洗浄
生理食塩水を使った鼻洗浄は、鼻粘膜に付着したアレルゲンを除去し、症状を緩和するのに役立ちます。

アレルゲンの回避
花粉症の場合、外出時にはマスクや眼鏡、帽子を着用しなるべく体に花粉を付けないようにしましょう。帰宅後は衣服をすぐに脱いで洗濯することが効果的です。ハウスダストが原因の場合、こまめに掃除を行い、室内の湿度を管理することが重要です。

日常生活の中でこれらのポイントを意識し、適切な対策を講じることで、症状の軽減と予防が可能となります。

アレルギー性鼻炎はオンライン診療でも診察が可能です。

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執筆者

わかさクリニック編集チーム

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