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シミ予防のために、日焼け止めはしっかりと!!

UV

この記事でわかること

・日焼け止めの重要性

・日焼け止めとシミ予防の関係性

・日焼け止めの選び方

・シミ予防のためのスキンケア方法

紫外線は「美肌の大敵」と言われるほど、シミ・しわ・たるみを誘発する元凶です。日焼け止めの重要性とシミ予防の関係をわかりやすく解説!

しっかり学んで紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止めの重要性って?

日焼け止めは、紫外線から肌を守るために欠かせないものです。紫外線には、肌に様々な悪影響があります。その代表例は次の3つです。

シミやそばかすの原因になる

紫外線B波(UVB)が皮膚の表皮にあるメラノサイトという細胞に当たると、DNAが傷つけられます。

そのDNAの受けた傷を修復しようとする過程で、メラノサイトに刺激を与えるホルモンが分泌されます。

このホルモンはチロシナーゼという酵素の活性化を促進するのですが、チロシナーゼはさまざまな物質に変換され、最終的にメラニン色素に変化します。メラニン色素は、肌の色素沈着に関与する物質です。

シミやそばかすは、メラニン色素の過剰な産生よって起こってしまいます。

肌の老化を早める

紫外線は、活性酸素も増加させます。

紫外線によって作られる活性酵素は主にスーパーオキシドアニオンラジカル (・O2-)、ヒドロキシルラジカル (・OH)、**シングレット酸素 (1O2)**の3種類です。

 

1)スーパーオキシドアニオンラジカル (・O2-)
ミトコンドリアの電子伝達系で副産物として生成されます。
細胞膜の脂質を過酸化し、細胞膜の破壊や機能障害を引き起こします。

2)ヒドロキシルラジカル (・OH)
スーパーオキシドアニオンラジカルが鉄イオンと反応して生成されます。
DNAやタンパク質を直接攻撃し、細胞死を引き起こします。

3)シングレット酸素 (1O2)
紫外線A波(UVA)によって生成されます。
細胞膜の脂質を過酸化し、細胞膜の破壊や機能障害を引き起こします。

活性酸素が増えた肌では、線維芽細胞が衰え、コラーゲンやエラスチンなどの生成が阻害されるだけでなく、皮脂が酸化して過酸化脂肪酸に変化し、くすみなどを引き起こします。

つまり、紫外線によって肌がくすみ、弾力が衰えてシワが増え、肌の保水力も失われて肌が老化してしまうというわけです。

皮膚がんのリスクを高める

上述1)でもお話ししたとおり、紫外線はDNAを傷つけ、肌に様々な悪影響を及ぼします。

中でも長年日光を浴び続け、繰り返し傷つけられ、修復を繰り返すうちに修復間違いによる突然変異が生じることがあります。

それががんの発症に関連する遺伝子などに起こると、皮膚がんのリスクを高めてしまいます。

紫外線とシミの関係

日焼けが影響でできるシミには以下の3つがあります。

老人性色素斑

別名「日光性黒子」とも呼ばれ、紫外線の影響のほか加齢によってできる茶褐色のシミです。

一般的に3,40歳頃から発生し、顔、手の甲、腕などにできやすいのが特徴です。

シミの原因の大半がこの「老人性色素斑」に属します。

その原因は長期間日焼けをし続けることで、大きさの異なるさまざまなシミができます。

顔や腕、肩など紫外線にあたりやすい部位にできやすいのが特徴です。

後天性メラノサイトーシス(ADM)

20歳以上から両頬部の左右対称に生じる、散在性の小型の色素斑で、色調は灰色〜灰褐色のもの。

後天性メラノサイトーシスは、真皮と呼ばれる皮膚の深い層にメラノサイト(色素細胞)が蓄積することによって引き起こされます。

雀卵斑(そばかす)

幼少期から発症する数ミリ代の褐色斑で、眼瞼周囲を中心に左右対称に散在。

成長とともに増え、思春期に濃くなることが多いと言われています。

また頬や下まぶたなどの顔以外にも、腕や肩にできるケースもあります。

日焼け止めの効果的な使い方

日焼け止めは、汗や水で落ちやすいので、こまめに塗り直しましょう。

2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。

また、紫外線は1年中降り注いでいるので、毎日使うことが大切です。

日焼け止めの選び方

日焼け止めには、紫外線をカットするために「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が使用されています。

またそれ以外にもテクスチャーもさまざまです。それぞれの違いを理解した上で、使い心地のよいものを選びましょう。

◎紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させます。それに対し、紫外線散乱剤は紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御します。敏感肌や乾燥肌の方には紫外線散乱剤の方がかぶれにくくおすすめです。

◎SPFとPA
SPFは、UVBを防ぐ効果を表し、PAはUVAを防ぐ効果を表します。SPFは数値が大きいほど防御効果が長く、PAは+が多いほど防御効果が高いです。シミやそばかすを防ぐためには、最低でもSPF30以上、PA++++の日焼け止めを選びましょう。

◎自分の肌に合ったものを選ぶ
日焼け止めには、オイルタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプなど様々な種類があります。自分の肌質に合ったものを選びましょう。

シミ予防のためのスキンケア方法

UV対策をすることの重要性

前に述べたとおり、ミは、紫外線(UV)による肌のダメージが主な原因で発生します。

紫外線によって、表皮にあるメラノサイトは刺激され、メラニン色素の生成を促します。

通常メラニン色素は、肌を守る役割を持っていますが、過剰に生成されるとシミの原因となってしまいます。

シミ予防のために日頃からしっかりケアをしましょう。

シミ予防に効果的な美容成分

シミ予防に有効と言われている美容成分があります。ここでは代表的なものをご紹介します。

それでもシミが出来てしまったら

紫外線対策の重要性、予防の大事さは十分理解して気をつけていても、長年の紫外線の蓄積によって出来てしまうシミ。出来てしまったシミには美容内服薬がおすすめです。

皮膚科や美容皮膚科に受診し、処方してもらいましょう。

わかさクリニックでは、皮膚科医がオンライン診療でしっかり肌状態をチェック。

症状にあった美容皮膚内服薬の処方が可能です。

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執筆者

わかさクリニック編集チーム

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