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尋常性ざ瘡

この疾患の診療科

特徴

尋常性ざ瘡とは、いわゆるにきびの事で10代から20代にかけて多く発症する病気です。
特に中学生、高校生の頃には多くの方が尋常性ざ瘡を経験します。20歳を過ぎる頃から自然となくなっていきますが、30歳代まで悩まされることもあります。

症状

尋常性ざ瘡で生じる皮膚症状には段階があります。
具体的には、非炎症性丘疹(白にきび)から炎症性丘疹(赤にきび)へと進行し、さらに皮膚の線維化(硬くなること)病変を生じることがあります。
皮膚病変の進行に応じて、皮膚に隆起が生じたり赤みを伴ったりします。
また、皮膚が陥没したり、色素沈着を残したりすることもあります。

診断

尋常性ざ瘡の診断は、基本的には外観(見た目)からなされることになります。
また、いつ頃から尋常性ざ瘡が出来始めたか、症状はどのように変化しているかなどを問診で確認することもあります。
さらに女性の場合は、生理周期などについて確認することもあります。

治療

尋常性ざ瘡に対しては、市販の治療薬が購入できるということもあり、実際に病院を受診される方はあまり多くないといわれていますが、病院で受けることができる治療にはより効果の高いものもあり、跡を残すことなく治癒させることも期待できます。
尋常性ざ瘡に対して病院では、飲み薬や塗り薬が主に使用されます。塗り薬には主に抗菌薬と、ニキビのもとになるものを作らせない・抑える働きのあるものがありますが、特に後者は市販薬には含まれていない成分です。
重症型の尋常性ざ瘡には、ステロイドの内服や局所注射、25歳以上の女性に多く月経前に悪化するタイプの重症型にはホルモン調整剤を考慮します。
また、皮膚に残った跡の治療では、フラクショナルレーザーなどを用いて皮膚に細かな点状の穴を開けることで、陥没のあった皮膚をなだらかに整えることができます。

予防と改善

日常生活において、ストレスや睡眠不足をできるだけ避ける、緑黄色野菜や食物繊維に富んだ食事の摂取を心がけるといったことです。また、洗顔・保湿などもとても重要です。

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