湿疹
この疾患の診療科
特徴
湿疹とは、皮膚表面がかぶれて赤くなり、痒みやブツブツが出るなどの炎症が起きる最も代表的な皮膚病です。
症状
湿疹とは、皮膚の表面に炎症が起きる皮膚の病気の一つです。
多くの場合にかゆみを伴い、皮膚が赤くなったり、皮がむけたり、水疱になり膿(うみ)がたまったりします。
湿疹は最も多い皮膚病といわれており、さまざまな皮膚炎に分類されています。
診断
湿疹の診断は視診と、発症した状況や誘因、症状などの問診の情報から総合的に行われます。
アレルゲンの暴露が原因と疑われる場合には、種々のアレルギー検査が行われます。
治療
基本的にはステロイド薬が使用されます。
軽度な湿疹であれば、ステロイド薬の塗り薬で症状は改善しますが、自家感染性皮膚炎のように全身性に湿疹が現れるような場合には、ステロイド薬の内服治療が行われます。
予防と改善
湿疹の症状が軽い場合や、明らかな原因が分かっている場合は、原因を取り除くことによって症状を改善することができます。
湿疹は掻いてしまうと悪化の原因になりますので、掻かずに皮膚を清潔に保ち、薬をつけて痒みを抑えましょう。
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