脳梗塞
この疾患の診療科
特徴
脳を栄養する動脈の血行不良により、酸素や栄養を受けている神経細胞が死ぬことでさまざまな症状をきたす病気です。
症状
初期の症状として、顔がゆがむ、涎がでる、片腕・片足が動きづらくなる、歩きづらくなる、ろれつが回らなくなる、言葉が出てこなくなるなどが挙げられます。
放置すると、ほぼ永久的にまひや感覚障害など生活に支障を来す重大な後遺症を残すことがあり、最悪の場合には生命にかかわる事態になりえます。
診断
頭部CTおよび脳MRIの検査で、まず脳梗塞が起きているのかどうかを確認します。脳MRIの拡散強調画像(DWI)で高信号を認めることが確定診断のひとつとなります。
治療
治療法は時期によって大きく異なります。脳梗塞の治療は手術治療を行うより、点滴治療や内服治療といった内科的な治療が一般的です。
薬物治療だけでなく、リハビリテーションを組み合わせることが大事です。
予防と改善
動脈硬化、メタボリック症候群、高血圧、喫煙などの生活習慣の改善が予防につながると考えられます。
診療を受けられる疾患の
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