急性気管支炎
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この疾患の診療科
特徴
気管支炎は冬に発生することが最も多く、ほとんどがウイルスによるものです。
症状
一般に、感染による気管支炎は、鼻水、のどの痛み、疲労、悪寒といった、かぜの症状から始まります。やや高い熱(37.5~38℃)に伴って背中や腰の痛み、筋肉痛が現れることもあり、特に感染の原因がインフルエンザである場合は、この傾向が強くみられます。
せき(通常、初めはたんがからまない乾いたせき)が出始めた場合は、急性気管支炎の症状です。
診断
原因が多岐にわたるため、気管支炎に対する特別な検査はありません。
原因を特定するための検査として、胸部レントゲン検査・血液検査・喀痰(かくたん)の培養検査・胸部CT検査などを行います。
治療
成人では、解熱や全身症状の緩和のために、アスピリン、アセトアミノフェン、またはイブプロフェンを服用することがあります。
急性気管支炎で、特に熱がある患者は、十分な水分を摂取する必要があります。
予防と改善
感染症による気管支炎の予防のためには、日頃からの手洗い・うがい・マスクの着用が有用です。
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