急性腹症
この疾患の診療科
特徴
急性腹症とは急激に発症し、激しい腹痛を伴う数多くの疾患の総称で、早急に診断・治療(多くは手術)を必要とします。
消化器疾患だけでなく、泌尿器や婦人科疾患なども対象となります。
症状
急激に発症した激しい腹痛に加え、原因により様々な症状が現れうる。
診断
診断としては、問診が重要となります。痛みに関していつから・どんなときに・どんなふうに・どこが・痛みは弱くなっているのか、強くなっているのか、さらに以前の状態や病気の有無などの問診をとります。
症状に応じて採血や腹部X線検査・CT検査を実施し、原因を特定します。
治療
症状が軽度な場合、投薬や点滴による治療のみで終わることもあります。絶食のほか通院での連日点滴投与がおこわなわれる可能性もあります。
症状が重度な場合、緊急手術・入院となる場合もあります。
予防と改善
夏場などは食べ物が傷みやすい時期には十分気を付けること。
お酒の飲みすぎや食べ過ぎには十分注意しましょう。
また、虫垂炎や胆嚢炎など自己管理だけではどうにもならないようなものに関しては、違和感を覚えたら楽観視せず、すみやかに医療機関を受診していただきますようにお願い致します。
・暴飲暴食を避ける
診療を受けられる疾患の
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