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虚血性脳血管障害

この疾患の診療科

特徴

脳血管障害(脳卒中)は悪性新生物、心疾患に次ぐ、日本人の死亡原因の第3番目となる代表的な疾患で、寝たきりの原因の1番となる疾患です。高齢化社会や生活習慣病の増加により、その患者数は増加しており、その治療や予防が大事になっています。
その中で虚血性脳血管障害は血管の狭窄により血流が悪くなることで引き起こされます。一過性のものだと手足のまひなど脳梗塞と同じ症状が一時的に続いて24時間以内に自然に消失すると言われますが実際は30分以内に消失するとこが多いです。

症状

躯体的な症状としては
・運動まひ(典型的なのは身体の片側に起こる片まひ)
・言語障害(ろれつが回らない、言葉のコミュニケーション障害など)
・歩行障害(力は入るのに歩けない)
・意識障害(ぼーっとする、時間や場所がわからない)
・感覚障害(手足のしびれ)
その他にめまい、黒内障(片側の目が見えにくくなる)、頭痛、けいれんなどが起こることもあります。いずれも突然起こるのがポイントです。

診断

主にCT検査で脳出血が無いかどうか、MRI検査で脳梗塞を起こしていないか調べます。
血液や首や脳の血管に異常がないか調べるために採血・脈波図検査・頸動脈超音波検査などを行う場合もあります。

治療

多くの場合は血管が詰まってしまい、詰まった先の血流が滞ってしまうため詰まった原因である血栓を溶かす薬剤を点滴します。
一過性のものだと時間経過によって症状は落ち着きますので再発を防止する意味で血液の状態を改善させる投薬治療となります。

予防と改善

脳血管障害を起こす危険因子として高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満があげられ喫煙や大量飲酒も原因となります。
上記に挙げた危険因子を避けるような生活を心がけ定期的に採血による血液状態のチェックや脳ドックなどを受けることを推奨します。

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