高尿酸血症
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この疾患の診療科
特徴
高尿酸血症とは、血中に存在する物質である尿酸の血中濃度が異常に高い状態のことです。
症状
高尿酸血症は血中の尿酸値が高い値のまま継続して経過することによって、尿酸が結晶化し種々の症状を引き起こすようになります。
診断
採血結果から血清尿酸値が7.0mg/dlを超えるものを高尿酸血症と診断されます。
治療
高尿酸血症の治療において最も大切なことは、食生活を含む生活習慣の改善になります。
症状によっては薬物療法も併用する場合があります。
高尿酸血症の治療に使われる薬は尿酸合成そのものを抑えてしまう尿酸合成阻害薬と、尿酸の排泄を促進する尿酸排泄促進薬です。
予防と改善
高尿酸血症の生活指導として肥満の解消です。
内容は食事療法・アルコール摂取制限・運動療法です。
食事療法: 摂取エネルギーの適正化、プリン体の摂取制限、 尿をアルカリ化する食品の摂取、 十分な水分摂取(尿量2L/日以上)
アルコール摂取制限:日本酒1合またはビール500mlまたはウイスキーダブル1杯まで
禁酒日:2日/週以上もうけましょう。
適度な運動として有酸素運動を推奨します。
ベンチプレスや短距離走などの無酸素運動は尿酸値を急激に上昇させる原因ともなるため、ウォーキングなどの軽い運動(有酸素運動)を定期的に行いましょう。
ストレスも尿酸値を上げる原因となります。
自分に合った解消法で発散しましょう。
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