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わかさクリニック所沢院

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骨粗しょう症

この疾患の診療科

特徴

骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
主な要因としては、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏、加齢、運動不足などの生活習慣の3つが挙げられます。
特に閉経後の女性は、女性ホルモンが低下するため発症しやすい傾向にあります。

症状

骨粗しょう症は、自覚症状がほとんどありません。
症状がひどくなると転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折しやすくなります。
加齢とともに背中や腰が丸くなったり、折れ曲がったりしたら、骨粗しょう症による椎体(背骨)の圧迫骨折を疑います。

診断

生活習慣や食生活に関する問診や測定機器を用いた骨密度測定を行います。
X線 (レントゲン)やCT、MRIといった画像検査、血液検査や尿検査による骨代謝マーカーの測定をすることで症状の進行度合いを判別します。

治療

・薬剤治療(薬と注射)
・食事や運動の生活習慣の改善

予防と改善

骨密度を維持するにあたり、以下のことが推奨されます。
・骨形成に役立つ食品をとる
(カルシウム:牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、大豆製品など)
(ビタミンD:サケ、ウナギ、サンマ、シイタケ、キクラゲ、卵など)
(ビタミンK:納豆、ホウレン草、ニラ、ブロッコリー、キャベツなど)
・骨を強くする運動
散歩、階段の上り下りなど日常生活のなかでできる運動をする。
・日光浴でビタミンDを作る
冬は30分~1時間程度の散歩、夏は暑さを避けて木陰で30分程度過ごす。
・定期的な骨密度検査

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