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わかさクリニック所沢院

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不安神経症

この疾患の診療科

特徴

不安障害(不安神経症・強迫性障害)というのは、不安や恐怖の感情が、普段の状態とは異なって過剰に付きまとってしまい、日常生活に支障をきたしてしまうことです。過度のストレスや疲れなどをきっかけとして、感情のバランスが崩れてしまい、理由に不釣り合いな不安と恐怖が出つづけてきてしまうのです。

日常生活で現れるサイン

・毎日のように心配や緊張・不安を感じて悩んでいる
・怖くて電話に出ることができない
・恥ずかしい思いをするかもしれないという状況に強い不安や恐怖を感じる
・人前に出たり、人と話をしたり、人と食事をしたりすると不安や緊張が出現する
・人前で字を書こうとすると手が震える
・電車に乗ることができない
・人に注目を浴びないようにこそこそしてしまう
・不安や恐怖を感じる場所や状況を避けようとしてしまう
・不安な気持ちが強くなり、仕事や学校生活や家庭生活が思うように過ごせない
などがあげられます。

症状

精神面の症状として
・漠然とした不安がある
・神経が敏感になった感じがする
・緊張が続いている
・落ち着きがなくなった
・気持ちを集中させることができなくなった
・イライラしたりすることが多くなった
・その内容が不合理だと分かっていても、頭から追い払うことができない

身体面の症状として
・肩や筋肉の凝りがある
・不安に掻き立てられて、繰り返して行為を行ってしまう
・心臓がドキドキして動悸がする
・胸に痛みや不快感がある
・お腹の違和感が突然出てくる
・吐き気が出てくる
・突然、汗が出てくる
・体の震えがでる
・眠れない
・めまいやふらつき、気が遠くなる感じがする
・息切れや息苦しさが突然出て苦しく感じる
・のどに何か詰まったような感じがあって、息が吸いづらい・吐きづらい感じがする
・頭痛がするときがある
などがあげられます。
上記症状があるからといって必ずしも不安神経症であるとは限りません

診断

診断基準としては
・強迫観念や強迫行為、またはその両方の存在が身近にある
・強迫観念または強迫行為が時間を浪費させる(1日1時間以上かける)
・日常生活や社会生活において支障が発生しており行動を起こすことが苦痛である状態
などがあげられます。

治療

不安や恐怖などの自分の身を守る為の、本来備わっている感情のバランスを取り戻すことを念頭に治療を行っていきます。
不安神経症・強迫性障害の原因となっている“過剰なストレス”や“心のバランスの乱れ”を整えながら、日常生活を送るための不安症状や強迫行為のコントロールを図っていきます。
治療方法としては、「適切なお薬治療」「カウンセリング」などがあげられます。

予防と改善

ストレスは症状の発症のきっかけとなるだけでなく、症状を悪化させたり、発作の引き金となることもあります。そのため、自分なりのストレス解消法を見つけて、ストレスを溜め込まない工夫をすることで症状の解消に効果を発揮します。
可能であれば親しい人に相談するなど自分の内にため込まないようにすることが大切です。

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