本態性高血圧症
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この疾患の診療科
特徴
原因ははっきりしていませんが、遺伝や体質が影響します。
両親が高血圧の人がなりやすいです。
また、赤ら顔で首が短く、がっしりした人に多くみられます。
症状
あたまが重い、頭痛、肩こり、耳鳴り、夜眠れない、便秘などの訴える人もいるが高血圧自体が自覚症状を出現させているかは不明です。
異常に高い血圧が長年続くと心臓の肥大、動脈硬化が起こり次第に狭心症、心筋梗塞、心不全、脳出血や脳梗塞が引き起こしやすくなります。
診断
24時間あるいは数日間30分毎に測定記録する機械を用いて血圧を測り記録していきます。
血液検査・レントゲン検査・頸動脈超音波検査などをし、何か特殊な原因のある高血圧ではないと確かめられると本態性高血圧と診断されます。
治療
一般的な養生は生活習慣を正すことです。食事の摂りすぎに注意し、食事の内容も動物性脂質を制限したり、塩分を少なめにしたりします。ラジオ体操、散歩などの軽い運動を取り入れることも大切です。
生活習慣の改善で血圧のコントロールが不十分な場合には薬物治療を行います。有力な血圧降下薬がたくさんあるため、血圧を下げることは難しくありません。単一の薬剤で効果が少ない場合には複数の薬剤を組み合わせて処方する場合もあります。また、最近では「合剤」とよばれる1つの錠剤に2つの薬剤が含まれる薬を処方する場合もあります。
予防と改善
食事は全体量を少なくし、動物性脂質を制限し、塩の摂取量を一日6g未満にする。
適度な有酸素運動も大切です。
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