便秘症
この疾患の診療科
特徴
トイレに行っても排便がなく、お腹の張りが強くある状態です。
排便のない期間として、3日以上と言われております。
症状
起こる症状としては、腹痛・残便感・下剤を飲まないと便がでない・便が固いなどが挙げられます。
診断
一般的な診断基準として
排便の時4回に1回以上の頻度で、強くいきむ必要がある。
排便の時4回に1回以上の頻度で、兎糞状便または硬便である。
排便の時4回に1回以上の頻度で、残便感を感じる。
排便の時4回に1回以上の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感 がある。
排便の時4回に1回以上の頻度で、用手的な排便介助が必要である 。
自発的な排便回数が、週に3回未満である。
これらを2項目以上を満たすとき、と規定されています。
治療
生活習慣の見直し。食物繊維の多い食事を心がけましょう。
便秘薬など、薬による治療も行われます。
予防と改善
便秘で大切なことは生活習慣を正すことです。
食物繊維の多い食事を摂る。
水分を十分に摂る。
3食きちんと食べる。
排便の習慣をつける。
腹部を温める、冷やさない。
腹部マッサージをする。
適度な運動をする。
ストレスをためない。
上記のことを意識した生活を心がけましょう。
診療を受けられる疾患の
解説へ戻る