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足関節捻挫

この疾患の診療科

特徴

足関節捻挫とは、足首の関節を支えている靭帯や関節包が損傷することをいいます。足関節捻挫は、スポーツ活動中や日常生活中の歩行時に、足関節を内側あるいは外側にひねることで起こります。
足関節捻挫のほとんどは内側へひねって受傷するため、外くるぶし尖端の前方に位置する前距腓靭帯に損傷が起こることが多く、くるぶし周辺が腫れている場合や、押すと痛い場合には、剥離骨折に加え、捻挫の可能性が疑われます。
足関節捻挫は、靭帯が引き伸ばされる程度の1度捻挫、靭帯の一部が切れてしまう2度捻挫、断裂してしまう3度捻挫に分類され、重症度により治療法や治癒までの期間も変わります。
足関節には、前距腓靱帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯の総称である外側靭帯がのほか、内側の三角靭帯や、前方の前脛腓靭帯、後方の後脛腓靭帯といった靭帯があります。関節をひねった方向や、受けた外力の大きさによって、損傷が起こりやすい靭帯の種類は異なります。

症状

足首を内側にひねり、前距腓靭帯をはじめとする外くるぶし周辺の靭帯を損傷した場合、外くるぶし尖端の前や下の部分に腫れや痛みが生じることがあります。痛みの種類や程度はさまざまで、安静にしていても痛む場合、動かすと痛む場合、外くるぶし周辺を押したときにと痛みが生じる場合などがあります。
また、損傷部位に熱感や皮下出血が生じることもあり、このような症状が現れており捻挫が疑われる場合は、後段で詳しく述べる応急処置を行い、医療機関を受診しましょう。
捻挫の程度や損傷した靭帯によっては、痛みを感じにくいこともあります。

診断

診断時には、受傷時の状況や関節をひねった向きなど、患者さんの話を聞き、圧痛や腫れの有無、徒手的に(医師の手を使うこと)靭帯の緩みの程度などを確認します。
また、骨折していないかどうかを確認するために、必要に応じてレントゲン検査が行います。さらに、ストレスをかけてレントゲン検査を行う方法が用いられます。

治療

治療には靭帯が緩んでいる1度捻挫や一部が切れている2度捻挫の場合は、ギプスやサポーターなどを用いて内外反の制動をかけた上で、受傷後早期から歩行や運動の訓練ができます。靭帯が断裂している3度捻挫の場合には、数週間ギプス固定を行うことがあります。不安定性が大きい場合には手術が選択されることがあります。
また、応急処置として「RICE処置(ライスしょち)」があります。
RICE処置とは、Rest(安静)Ice(冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上・高くあげること)の頭文字をとった名称です。

予防と改善

足関節捻挫の予防には
・足関節機能の改善
・股関節機能の改善
・体幹機能の改善
が効果的です。
ストレッチや筋トレを行い上記を改善することが大切です。

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