圧迫骨折
この疾患の診療科
特徴
脊椎(背骨)が押しつぶされるように変形してしまう骨折であり、主な原因は骨粗鬆症です。
最近は、骨粗鬆症性椎体骨折とも言われます。
多くは後方へ転倒し、尻餅をついた時に生じます。
症状
・寝返りをうつ時や、起き上がる時などに痛みが出る
・安静にしていると痛みが少ない
診断
X線検査にて、受傷した部位と骨折の程度を判断します。
骨折部の変形が少ないとはっきりしないことがあるため、できるだけ早期にMRI撮影を行います。
治療
基本は保存療法になります。
受傷後1ヶ月間、骨折部は不安定で容易に変形するため特に注意が必要です。
コルセットを使用し痛みを軽減させ、変形の進行をできるだけ防ぎます。
予防と改善
身体の筋肉を鍛えることが大切です。
特に背筋を中心に腹筋も鍛えましょう。
再度転倒しないようにバランス訓練も行いましょう。
診療を受けられる疾患の
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