今年の連休中（4月29日から5月10日までの12日間）のわかさクリニックの運営状況についての報告です。

地域密着のかかりつけ医として、外来診療・在宅医療ともに例年通り休むことなく医療提供体制を組みました。また、かぜ・発熱症状のある方と一般の患者さんが待合などで接することがないよう、5月3日から「かぜ発熱外来」をクリニック駐車場及び２号間１階にて開始しました。

外来診療部門
平日は9時から18時まで、土日祝日は8時から12時の診療時間にて、４月下旬から５月上旬の連休を含む12日間の全ての日程で診療・無料送迎を行いました。
医師および外来診療スタッフ（看護師・看護アシスタント・診療放射線技師及び臨床検査技師・物療師・受付・医療事務・送迎車ドライバー等）延べ730名にて対応しました。
総患者数は3052名、ご自宅からの無料送迎人数は224名でした。
かぜ発熱外来には、8日間で80名以上の方が来院されました。

在宅医療部門
外来診療とは別体制にて、医師および在宅部門のスタッフ（看護師・看護アシスタント・ケアマネージャー・事務スタッフ・ドライバー等）延べ364名にて、緩和ケアが必要な40名の患者さんを含む、ご自宅と高齢者施設35施設の全患者様に対し、通常の平日同様の定期診察と緊急対応体制をとりました。
この間、定期訪問594件、緊急往診39件、14名の方のご自宅でのお看取りをさせていただいております。救急車による病院への搬送は1件でした。連休中、急に在宅医療が必要になられて対応した患者さんは11名でした。
またオレンジ訪問看護ステーションでは、定期訪問153件、緊急対応9件、ご自宅でのお看取り１件を行なっております。

コンタクトセンター
外来診療時間に併せてコンタクトセンターも開設し、期間中1704件の電話対応を行いました。クリニックへの問い合わせ1384件、在宅部門やわかさクリニック居宅介護支援事業所もしくは医療と介護の相談室への取次等が320件でした。

わかさクリニック事務長　安中英人