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パーキンソン病

この疾患の診療科

特徴

パーキンソン病は大脳の下に位置する中脳の黒質にある神経細胞が減少することで起こります。
影響を受ける神経細胞はドパミンと呼ばれる神経伝達物質を産生するのに重要な役割を担う細胞です。ドパミンは身体を動かす際になくてはならない物質であり、ドパミンの産生が減少した結果、円滑に運動を行うことができなくなり、思ったタイミングで歩き出せなくなったり、小刻みな歩行になるなどします。
なお、パーキンソン病では、ドパミンを産生する神経細胞の中にレビー小体と呼ばれる細胞内封入体が蓄積することが知られており、病気の発症に関係していると考えられています。
レビー小体はパーキンソン病以外にも、レビー小体型認知症、純粋自律神経不全症という病気にも深く関わっているため、パーキンソン病でもレビー小体に関連して病状が発症する疾患があります。これらの疾患を包括的に含めた概念として「レビー小体病」と呼ばれています。

症状

パーキンソン病では、大きく分けて運動に関連した症状と、運動に関連しない症状に分けることができます。運動に関連した症状としては4大症状と呼ばれる静止時振戦、筋強剛(筋固縮)、動作緩慢、姿勢反射障害があります。静止時振戦は筋肉に力を入れていないときに起こる1秒間に4~7回ほどの大きな震えです。筋肉に力を入れることで震えは消えますが、しばらくその姿勢を保持していると再度現れることがあります。筋強剛は身体を受動的に動かしたときに筋肉の力がうまくぬけておらず、抵抗感を感じる症状です。動作緩慢は動作が遅くなり、動き幅が小さくなります。姿勢反射障害はバランスが悪く成り転倒しやすくなります。ほかにも身体面では嗅覚障害や自律神経症状としての便秘、低血圧、発汗障害などがおこり、精神面ではうつや認知機能低下、幻覚、妄想などが出現することがあります。

診断

診断は各種症状を元に行われます。パーキンソン病は脳出血や脳梗塞と言った明らかな肉眼的変化が無い状態でも症状が現れる病気の為、CTやMRIといった形態画像検査では特徴的な変化を捉えることは困難です。そのため脳の機能などを評価するSPECTやPETなどの特殊な画像検査を行う必要があります。

治療

治療は内服薬やリハビリ、手術、電気刺激療法など複数の治療を組み合わせて行うことになります。パーキンソン病は神経細胞減少に伴いドパミンが少なくなる病気のため、他の神経伝達物質との相互調整が上手くいかなくなっています。そのためこうした不釣り合いを調整することを目的としてドパミンそのものを補充する薬物療法を代表とした様々な治療薬を使用します。経過中には薬に対して効果が減弱したり、副作用が前面に出たりすることがあるため、経過に合わせて各種薬剤を変更しながら症状緩和を図ります。

予防と改善

パーキンソン病の原因はまだはっきりとはわかっていないため確実な予防法はありません。適度に運動を行うなどがおすすめされることが多いようです。

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