打撲傷

この疾患の診療科

特徴

転倒や衝突などの強い衝撃を受け、皮下組織、筋肉などが損傷されることをいいます。
打撲は切り傷や刺し傷とは異なり外への出血がないために軽く考えがちですが、皮下組織が大きなダメージを受けていたり、骨折していることもありますので注意が必要です。

症状

痛み、腫脹、熱感、皮下出血、関節の動きが悪くなるなどが挙げられます。

診断

骨折や脱臼などがないことを確認するため、X線(レントゲン)検査を行います。眼や頭部の打撲であればCTやMRIなどの検査を行う場合があります。
レントゲン写真などの画像所見と問診(負傷した状況など)と患部の見た目により判断します。

治療

打撲したときは、ライス(RICE)と呼ばれる4つの応急処置をするのが基本です。
・Rest(安静にする)
打撲した部位を動かさないようにして、腕では三角巾で吊り、足は松葉杖を使うなどして荷重がかからないようにします。
・Ice(冷却する)
打撲部位を中心に少し広めの範囲を氷を入れたビニール袋や冷却パックで冷やし、炎症を抑え痛みを緩和します。
・Compression(圧迫する)
腫れや内出血を防ぐために、伸縮性のある弾性包帯などで、打撲部位を適度に圧迫しながら巻いて固定します。
・Elevation(上に挙げる)
打撲した部位を心臓より高い位置に保つことで、内出血を防ぎ、痛みも軽減します。

予防と改善

スポーツするときにはサポーターをつけるようにしましょう。
応急処置について知り、負傷した際に対応できるようにしておきましょう。
負傷後は患部の痛みが引くまでは安静にすることが大切です。