前立腺肥大症

この疾患の診療科

特徴

前立腺肥大症とは前立腺の肥大に伴って尿道が狭くなりおしっこが出にくくなる疾患です。

症状

前立腺肥大症とは前立腺の肥大に伴って尿道が狭くなりおしっこが出にくくなる疾患前立腺肥大症は3つの病期にわけられます。
まず最初には膀胱の刺激症状が生じ、下腹部、会陰部の不快感や頻尿排尿困難が起こります。
次にこれらの症状が強まると共に残尿感が生じてきます。

残尿があるためおしっこに細菌がついてしまったり、飲酒や感冒薬で急性尿閉が生じたりします。
最後には自力での排尿が困難となり、腎臓を悪くしてしまうこともあります。

診断

まず一般採血、および前立腺癌の腫瘍マーカー(PSA前立腺特異抗原)、検尿を行ないます。
次に必要に応じて下腹部超音波検査や腹部MRI検査を行なっていきます。

治療

前立腺肥大症の治療方法は大きく内服治療と手術療法に分かれます。
前立腺肥大症はQOL(生活の質)疾患といわれており、まず患者のQOLを重視し、アルファ拮抗剤、抗男性ホルモン剤などの内服治療をおこない、効果が乏しい場合、患者様の希望に応じて種々の手術療法を施行していきます。

予防と改善

・運動
座り過ぎは前立腺に負担をかけます。1日30分程度のウォーキングや、家の中で軽くストレッチを行うなどの運動習慣を身につけましょう。

・水分摂取
頻尿が不安で水分の摂取を控える人がいますが、水分不足は腎機能低下のリスクを高めます。尿路感染や尿路結石の原因にもなるため、日中は適度な水分摂取を心がけましょう。

・入浴
ぬるめのお湯にゆっくり浸かって血行をよくしましょう。ふだん長湯をしない人でも、40度くらいのお湯に半身浴するだけなら結構長く浸かれるためおすすめです。

・食生活
高脂肪、高たんぱくの生活を続けていると男性ホルモンが活発になり、前立腺肥大症になりやすいです。動物性たんぱく質の摂取を控えて、食物繊維をたくさん含んだ野菜中心の生活に切り替えましょう。