閉塞性動脈硬化症

この疾患の診療科

特徴

・血管の動脈硬化により血管が狭くなったり(狭窄)詰まったり(閉塞)することにより起こる血管病で、主に足の血管に多く見られ、50代の男性に発症しやすいと言われています
・糖尿病・脂質異常・喫煙・高尿酸血症・肥満などの生活習慣が原因となります
・動脈硬化は全身に同時進行するため、狭心症や心筋梗塞・脳梗塞などと合併しやすい

症状

狭窄や悪化すると症状が段階的に進行し
・冷感、しびれ
・歩いているとふくらはぎに締め付けられるような痛さがあらわれ歩けなくなる(間欠性跛行)が、休憩すると痛みが無くなり歩けるようになる
・歩かずに安静にしていても痛みが続く
・血流が不足し小さな傷をきっかけに皮膚に潰瘍や壊死を起こす
このように4段階に分けることが出来ます

診断

・腕の血圧と下肢の血圧を同時に測定し比較をするABI(足関節上腕血圧比検査)
・超音波検査
・CT検査
・血管造影検査
などの検査を行います

治療

内科的治療として
・糖尿病、高血圧、脂質異常のコントロールによる動脈硬化の防止
・足が痛くなるまで歩いて休むことを繰り返す運動療法による血流の改善
1日30~60分 週3以上 3ヶ月以上継続することが望ましい
・抗血小板剤(血液をサラサラにする薬)、末梢血管拡張剤などによる薬物療法
外科的治療として
・狭窄部にワイヤーを通してステント等を使用し動脈を広げるカテーテル治療
・狭窄している血管の先に自分の血管や人工血管をつなぎ合わせるバイパス手術があります

予防と改善

・禁煙,適度な運動などの生活習慣の改善を心がけましょう
・感染予防の為に足を清潔に保ちましょう
・血流の低下を防ぐため保温をしましょう