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貧血、肝機能、腎機能、尿酸値、心電図などのご相談を!

検診で異常が出た方 貧血、肝機能、腎機能、尿酸値、心電図など

健康診断や人間ドックは、病気の早期発見だけでなく、将来の病気を予防することにも大きく役立ちます。検査結果で「異常」「要精密検査」と指摘された場合は、さらに詳しく検査する必要がありますが、精密検査の結果、異常がないという可能性がある状態です。検査結果を深刻に捉えすぎるのも問題ですが、たいしたことはないだろうと放置していると、数年後に大きく日常生活を制限される治療が必要となる可能性があります。専門家の意見を一度しっかり聞いておくために、まずはオンライン診療で医師にご相談ください。

貧血

貧血は血液という臓器の病気です。症状がなくても様々な疾患が潜んでいることがあり、治療が必要です。

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血液検査の値(ヘモグロビン値)と貧血の重症度
ヘモグロビン値(g/㎗) 重症度
11.4以上 貧血はありません。
10~11.4未満 軽い貧血があります。
食事などで意識的に鉄分を補いましょう。
7~10未満 強い貧血があります。
食事に頼らず、まずは検査・治療を受けましょう。
5~7未満 輸血が必要な重症の貧血です。
直ちに受診をしてください。
貧血の症状とは?

貧血はゆっくり進行して気が付きにくいものです。こんな症状はありませんか?

 

・立ちくらみやめまい、動悸・息切れがする
普段は普通でも、2階に駆け上がったりすると息切れがするなど

 

・疲れやすい、身体がだるい
ちょっとした動作で倦怠感を感じるなど

 

・頭痛や頭重感がある
いつも頭がすっきりしない、物忘れが多いなど

 

・味を感じにくい
食事が味気ない、料理の味が濃いと言われるなど

 

・氷をバリバリと食べたくなる(異食症)

 

・爪が弱い
爪がスプーン状に反ったり、爪が割れやすいなど

 

・脱毛
髪の毛がやたら抜けて薄くなったなど

 

・脈が速い
平常時でも脈が速い、落ち着かないなど

貧血の症状がおこるしくみ

血液の成分であるヘモグロビンは、臓器へ酸素を運ぶトラックです。これが少なくなる(貧血)と、臓器への酸素の供給が減り、立ちくらみ、疲れやすい、頭痛などの症状が起こります。 貧血状態では、心臓は普段から全速力で動いて少ないトラックでたくさんの酸素を身体に運ぼうとするため、脈が速くなったり動悸がしたりします。また、少し無理な運動をすると、酸素が足りなくなり、息切れや立ちくらみなどの症状がでます。身体全体の酸素が不足しているため、物忘れをしたり、味を感じにくくなったり、髪の毛が抜けたり、爪が弱くなったりします。

貧血を放っておいてはいけないの?

貧血の状態をずっと放置すると、長い間心臓に負担がかかり、身体に水が貯まって足が浮腫むなどの症状がでます。また、貧血の原因となっている病気があればその悪化にもつながります。 「たかが貧血」と軽く考えずに、検診などで貧血を指摘されたら早めに受診しましょう。

貧血の原因は?

女性に多い貧血は、生理(月経)の量が多すぎること(過多月経)による貧血がほとんどです。ほかの原因として、男女ともに消化管からの出血によるものや、鉄分の摂取不足・吸収障害、腎臓・骨髄・脾臓・血液の病気などがあります。

貧血の治療は?

貧血の治療は原因によって異なります。

 

1. 鉄の吸収障害
鉄材の投与

 

2. 身体のどこかから出血している(過多月経、消化管出血など)
原因部分の止血、鉄材の投与

 

3. 赤血球の産生障害、赤血球の破壊亢進
原因疾患の治療、脾臓摘出など

肝機能障害

肝機能障害とは、何らかの原因によって肝細胞が障害をうけ炎症がおこり、肝細胞が壊されてしまうことにより、肝臓の機能が低下することをいいます。肝機能障害が起こると肝細胞に含まれるALTやASTといった酵素が血液中に漏れ出すため、健康診断の血液検査の項目で数値の異常として発見されます。

原因は?

1. ウイルス性肝炎
肝臓がウイルスに感染して炎症が起こる病気です。肝炎を引き起こすウイルスは主にA型、B型、C型、E型の4種類がありますが、B型肝炎ウイルス(HBV)またはC型肝炎ウイルス(HCV)の場合がほとんどです。HBVは輸血や出産、注射針の使いまわし、性行為によって感染します。また、HCVにおいては、輸血や血液製剤、入れ墨によって感染します。

 

 

2. アルコール性肝障害
長期間にわたり過剰な飲酒をすることで肝臓に障害が起こる病気です。アルコールを1日に男性は30g以上(ビール750ml、日本酒1合半相当)、女性は20g以上摂取すると、アルコール性肝障害をおこすことがあります。改善のためには禁酒や節酒が必要です。

 

 

3. 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)
飲酒を全くしていない人、又は少量しか飲まない人の肝臓に脂肪がたまる病気です。NAFLDのうち10~20%は進行性の脂肪肝である非アルコール脂肪性肝炎(NASH)が占めます。多くの場合は肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病が原因となりますが、その他にもストレスや昼夜逆転の仕事、手術後の薬剤など様々な原因が考えられます。

 

 

4. 薬物性肝障害
薬の副作用によって肝臓に障害が起こる病気です。原因となる薬は抗生物質や解熱鎮痛剤、精神神経系薬、抗がん剤の場合が多いです。しかし、漢方薬や健康食品、サプリメントなどの病院で処方される薬以外でも起こりえます。

 

 

5. 自己免疫性肝炎
免疫の異常が関連して肝臓に障害が起こる病気です。発症する人は中年以降の女性が多いとされています。原因がはっきりしておらず、1~4までの原因がはっきりしている肝機能障害を除いて診断されます。

症状は?

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、初期の慢性肝炎であれば症状が現れません。そのため、悪化するまで気づかずに放置してしまう人が多くなってしまいます。急性肝炎の場合には疲労や倦怠感、食欲不振、発熱などの風邪に似た症状が現れるのが特徴です。 慢性肝炎では、悪化すると最終的には肝硬変や肝不全、肝がんへと進行し、浮腫(むくみ)、黄疸(皮膚や白目の部分が黄色くなる)、腹水、肝性脳症(アンモニアなどの有害物質が脳に到達する)などの、より深刻な症状が現れます。

肝機能を高めるためには?

健康診断などで肝機能の数値に異常があった場合は、生活習慣の改善に取り組んで肝機能を高め、悪化を防ぐことが重要です。生活習慣の改善には運動や食事のほか、十分な睡眠やストレスの緩和が含まれます。

腎機能障害

腎臓のはたらき

腎臓は、にぎりこぶし大の大きさで、重さは1個150gほどで、そら豆のようなかたちをしており、背中側の腰骨の上あたり左右に1個ずつ位置しています。 腎臓が老廃物や水分などを排出し、尿をつくるための臓器であることはよく知られていますが、これ以外にも生命と健康を維持するために重要な働きをしています。

 

1. 血液の浄化-老廃物や毒素の排出
全身をめぐる血液から老廃物や毒素を取り除き、血液をきれいにします。老廃物や毒素は尿中に排出され、尿として身体の外へ排出されます。腎臓が一日にろ過する血液の量は150リットルといわれており、大型のドラム缶一本分に相当します。この機能が低下すると、体中に老廃物や毒素がたまることになります。

 

2. 体内の水分量や電解質の調整
身体の水分や電解質(ナトリウム、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなど)は必要不可欠なものですが、多すぎても少なすぎても悪影響がでます。腎臓はそれらの量を調整することで、体内環境のバランスを保っています。

 

3. ホルモンの分泌と調整
赤血球をつくるホルモンであるエリスロポエチンや血圧を上げるホルモン(アンギオテンシン)を調整する酵素であるレニン、局所ホルモンであるプロスタグランジンなどを分泌するほか、ビタミンDを活性化(体内で働くようにする)させて、骨を作るカルシウムの吸収を助けています。

腎臓のはたらきが低下すると?

腎機能障害(=腎臓の働きが低下する)が生じるとどうなってしまうのでしょうか。

 

腎臓が血液をろ過する働きは、正常時はだいたい1分あたり100mlです。このろ過量が低下して、10ml/分未満になってくると、体内には処理しきれない様々な老廃物がたまってしまい、体内の環境を維持できなくなり、食欲不振、全身倦怠感といったいわゆる尿毒症の症状が出てきます。腎機能障害は進行すると元には戻らず、人工透析や腎移植が必要になります。

 

一時は「不治の病」とも呼ばれた腎臓病ですが、近年の治療技術の進歩によって、早期に治療を開始すれば、腎臓の機能の低下を防いだり、進行を遅らせたりできるようになりました。また、透析をめぐる技術や環境も進化を続けており、透析に入る前の生活とそれほど変わらない透析生活を過ごすことのできる治療の選択肢も増えてきました。

 

透析が必要なほどではない軽度の腎機能障害でも後述するさまざまな病気を引き起こすことがわかり、 糸球体ろ過量が60ml/分未満の状態が3ヵ月以上続いた場合、慢性腎臓病(CKD)と診断されます。CKDが進行すると人工透析が必要になりますが、2021年末時点で、わが国の透析患者数は約35万人で、原因の約6割が糖尿病や高血圧などの生活習慣病です。血糖値や血圧が高い状態が続くと、腎臓の糸球体が障害され、糸球体ろ過量が低下して腎機能障害が進んでいきます。

 

腎機能障害がかなり進行して、糸球体ろ過量が1分あたり30mlを切ったあたりから、むくみや夜間頻尿、血圧上昇、貧血といった症状が出現してきますが、初期の腎機能障害では、目に見える異常や自覚症状はほとんどありません。

 

しかし、CKDと診断される糸球体ろ過量60ml/分未満になってくると心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患が起こる危険が高くなることがわかっています。さらに近年、骨折、認知症やサルコペニア※1、フレイル※2などを引き起こしやすくすることも分かってきています。 糖尿病や高血圧になってすぐに腎臓が悪くなるわけではないですが、早期であれば腎機能障害の発症や進行を予防できることがわかっています。

 

腎機能障害がないか、腎機能障害を引き起こす糖尿病や高血圧がないかどうかについて定期検診などできちんと確認することがとても重要です。

 

※1 「サルコペニア」 高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象。25~30歳頃から進行が始まり、生涯を通して進行します。

※2 「フレイル」 加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。

高尿酸血症(痛風)

「痛風」ともいわれる「高尿酸血症」の患者数は約100万人いるとされており、痛風予備軍といわれる人は約1,000万人にのぼると推計されています。 高尿酸血症の原因は高い「尿酸値」にあります。尿酸値は健康診断などの血液検査でわかりますが、この数値が7.0㎎/dlを超えた状態を「高尿酸血症」といいます。尿酸値が高ければ高いほど、また高尿酸血症の期間が長ければ長いほど、痛風を起こすリスクは高くなってきます。

原因は?

1. 遺伝的
近い血縁者に尿酸値が高い人や痛風の人がいる場合、本人の尿酸値も遺伝的に高くなる傾向があります。これは、尿として尿酸を排出する力が弱い体質があったり、食生活などの生活習慣が似ているためです。

 

 

2. 食生活
プリン体は身体の中で尿酸へと変化します。プリン体を多く含む食品を摂取することで、尿酸値が上がります。プリン体は肉や魚の内臓、魚卵などに多く含まれているといわれているため、これらの食べすぎには注意が必要です。そのほかに、ビールはプリン体含有量が多いといわれますが、そもそもアルコール自体に尿酸をあげる働きがあります。そのため、ビールだけでなく、焼酎や日本酒を飲むことでも尿酸値は上がります。1日のお酒の適量は、ビールの場合は1日500ml、日本酒の場合は1合程度といわれています。

 

 

3. 薬
薬の中には血液中の尿酸を増やす作用を持つものがあります。 高血圧の治療薬であるループ利尿剤やサイアザイド系利尿薬は尿酸の排出を妨げます。また、血液を固まりにくくして血栓ができるのを防ぐアスピリン系の薬は尿酸値を上昇させます。さらに、尿酸は腎臓から排出されるため、腎機能が低下すると尿酸値が上昇します。

 

痛風発作が起きると

尿酸値が高い状態が続くと、血液中に溶けきれなくなった尿酸が結晶化して関節の軟骨や滑膜などに付着してたまっていきます。関節で結晶化した尿酸はある日突然、剥がれ落ちます。免疫細胞である白血球は、剥がれ落ちた尿酸の結晶を異物とみなし攻撃しますが、このとき、白血球が攻撃のため放出する炎症物質によって、激しい痛みや腫れが起きます。 痛風発作が起きた時には、できるだけ早く薬を使って痛みを抑えることが大切です。基本的には非ステロイド系抗炎症薬を服用します。腎機能障害や胃潰瘍などがあって、非ステロイド系抗炎症薬が使用できない場合や効果が十分に得られない場合は、ステロイド薬を服用します。痛風発作が起こる前の「足がピリピリする」「ムズムズする」などの前触れに気づいたらコルヒチンの服用が有効です。コルヒチンには、痛風発作を起こす白血球の働きを阻害して、痛風発作の本格化を防ぐことができます。

高尿酸血症が進行すると

痛風発作の痛みは数日から2週間程度で治まります。痛みが治まったからといって治療せずにいると、半年から1年後に再び痛風発作を起こします。徐々に痛風発作が起こる間隔が短くなって頻度も増え、痛みや腫れも長引くようになります。そして、痛風結節や腎機能障害、尿路結石などの合併症を引き起こすリスクも高くなるのです。 痛風結節とは、関節周辺や皮膚の下に尿酸の血症が沈着して、こぶのように盛り上がってくることをいいます。この痛風結節は徐々に大きくなり、関節が変形したり、骨が破壊されることもあります。また、尿酸は尿として排出されるため、腎臓や膀胱、尿管などに集まります。そのため、腎障害や尿路結石につながります。高尿酸血症が進行するとメタボリックシンドロームに陥りやすく、高血圧や糖尿病、脂質異常症を併発していることが多くなります。これらの生活習慣病によって動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの命にかかわる病気を発症する危険が高くなります。

治療は?

高尿酸血症の治療は尿酸値を下げることが重要です。尿酸値を下げるための薬物療法では、体内で尿酸が作られにくくなる尿酸生成抑制薬や、尿酸を体外に出しやすくする尿酸排泄促進薬、尿管での尿酸の再吸収を阻害する尿酸再吸収阻害薬などがあります。尿酸をコントロールする治療は長期間にわたります。処方された薬を適切に使用するとともに根気よく生活習慣の改善を続け、こまめな水分補給で尿の量を増やして、尿酸の排出を促すことなどが重要です。

心電図検査異常

心電図検査で異常が認められ、心臓の病気が疑われた場合は、精密検査をうけることが大切です。 健康診断などで異常が出た場合は、異常がわかるきっかけとなった結果などがあればそちらをお手元にご準備ください。

心電図検査とは?

心電図検査は、心臓の電気的な活動を調べるもっとも基本的な検査です。 心臓はポンプのように収縮と拡張を繰り返すことで全身に血液を送り出しており、この動きを拍動といいます。心臓の拍動は、規則正しいリズムで発生した電気信号が心臓の筋肉に伝わり、心臓全体を刺激することで起こります。こうした心臓の電気的活動を検出し、波形として記録するのが心電図検査です。

心電図の異常とは?

心臓全体の電気の流れが正常ではない、あるいは不規則であるなど脈拍のリズムに異常がみられているような状態です。

 

> 治療が不要なもの
・呼吸性洞不整脈(若いと、呼吸の影響で脈の間隔が一定でなくなることがあります。)

 

> 治療が必要なこともある場合
・心室期外収縮
・心房期外収縮など
・右脚ブロック(子どものころからある場合)

 

> 治療や精査が必要なもの
・心筋虚血、狭心症、心筋梗塞
・心房細動、心房粗動
・完全房室ブロックなど

 

無症状の不整脈であっても、突然死を引き起こすような危険な状態に移行することもあります。
また、心臓に負担がかかっている場合には動悸、息切れ、胸部不快感、めまい、むくみなどの症状がでることがあります。

 

心電図の異常が本当に病的な問題があるかどうかをみるために、24時間ホルター心電図や心臓超音波検査、心臓のCTやMRI検査を行うことがあります。 心臓の病気で亡くなる方は減ってきていますが、それでも死因としては上位を占めています。心電図はそういった病気がないかの早期発見に役立ちます。